イクステンドゴニオメーターの誕生まで・・・第1話(バネ機構)

  イクステンドゴニオ バネ部蛍光オレンジ2 説明図2

バネの働き

ゴニオメーター内に設けたバネはスライド軸を半固定することで、スライド軸の摺動に適度な抵抗を保ちながらスムースな摺動を可能にし、スライド軸を任意の位置に保つことができるのです。

イクステンドゴニオメーターの誕生まで・・・・・第1話

伸び縮みするゴニオメーターがほし~い・・・・・の巻

医療の分野では、関節の動きを調べることは大切な検査項目の一つです。

大小様々な関節の可動域をより正確に測るには、関節の大きさに合ったゴニオメーターが必要です。

従来、臨床では17cmほどの小さいゴニオメータ―とその倍くらいの長さのものと両方を使用する場合がしばしばでしたが、大小2本のゴニオメータ―を常に携帯するのは難しいことでした。

そんなときに常々思っていたことは・・・・・・・

伸び縮みするゴニオメーターがほしい

という思いでした。この長年の思いを形にしたのが、イクステンドゴニオメーターです。

とは言うものの、関節角度を目視で測る人はゴニオメーターなど全く使わないでしょう。

・・・・・・・・・つづく