動作モニター計(5)動作分析1 立位~背臥位

実際の動作をExcelで分析してみます。

机上での予備テストの後に、モニター計を体の一部に装着します。ここでは、以下の写真のように、

左膝関節上・内側部(内側広筋筋腹)に装着します。

20150223140301

<装着時・机上予備テストに関する注意>

机上での前後左右方向定義に合致するように左脚に装着します。

どのような測定をするかにより装着位置を決め、それに合致した机上での予備テストをします。

基本姿勢を立位とし、立位静止時に”ZERO”スイッチを押します。

動作モニター計上面1 ZEROスイッチ

つづいて、実際の動作をします。

立位から背臥位へ

IMG_0467 立位 前後 IMG_0479 背臥位 前後

                   <立位>                 <背臥位

立位時のモニター計の状態                            IMG_0356

立位を基本姿勢としているため、モニター計は写真のように机上での位置関係と同様であるため、前後・左右方向とも加速度は”0”付近で変化する。 

背臥位時のモニター計の状態     

IMG_0325 後方へ回転

背臥位時、加速度計は写真のような状態にあり、

後(負)の方向に大きな加速度変位が生じていることになります。

同時に、背臥位では股関節が外旋するため、左右方向の加速度変位は左(負)方向に変位する。

立位~背臥位時のグラフを確認するには以下をクリック

デモ160501立位・背臥位

つづく・・・